『丘の上の賢人 旅屋おかえり』 原田マハ
ある動画に映っている人物が、かつての恋人か確かめてほしいという依頼を受け、小樽、札幌を旅する。依頼人には、初恋をめぐるほろ苦い過去があった。
かなりの重苦しい状況かと思ったが、軽く受けて明るく受け流された感じがいい。旅屋おかえりのシリーズ?ということだが、もとの『旅屋おかえり』はまだ未読、読んでみたい。
かつての恋人純也のお母さんで女将さんの、、、
「いいえ。じゅうぶん親孝行よ」と、女将さんはしみじみと言った。
「自分の子供が、人生で一番やりたいことを実行している。親にとっては、それが何よりもうれしいことなのよ」
お金持ちになることとか、出世することとか、そんなことじゃなくたっていい。子供が自分のやりたいようにやっている、生きたいように生きている。それが親には一番なんだから。
というところで涙が出た。その通りだよなぁと思う。
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